岩見沢山岳連盟 こぶし山岳会

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黄金山739.1m✮小振りだがピリリと辛い✮2017.5.20

2017年5月20日(土)、発達した低気圧の影響で強い風が吹いた二日間でしたが、等圧線も緩やかになり、穏やかで爽やかな登山日和となったこの日、山岳メンバー22名と共に浜益の黄金山739.1mに登ってきました。

その姿から黄金富士、浜益富士と呼ばれているようですが、廻りの穏やかな山塊にポツンと極端な尖がり方をしている単独峰なので、「富士」というより「XXマッターホルン」の冠が似合う山容です。

岩見沢を出発して一時間強、暑寒国道(451号線)から田んぼの畦を思わせる砂利道を通り登山道へと続く険しい道を進み比較的大きな駐車場のある登山道に到着する。既に駐車場はほぼ満杯だ。人気の山であることをうかがわせる。

足元の山野草を愛でながら勾配の緩い山道を進み程なく新旧山道分岐に出る。旧道を進むと、開けた場所に出る。進行方向の遥か上方に目指す尖がった黄金山が霞んで観える。

大きな倒木の下を潜ったあたりから九十九折りの急登に差し掛かる。無風で気温が高く汗が頬を伝う。汗に誘われ小さな虫が体にまとわり付き不快指数は高い。

一方、急坂には色とりどりの可憐な山野草が咲き乱れ、目線に大きく迫る。九十九折りが拡大鏡の効果を担っている。急坂の苦しみも虫の不快感も全て山野草の愛おしさで相殺してくれる。

この山は日本海に面し強烈な風雪にさらされる。そんな厳しい環境の全てを受け入れなければならないのは大地に根を張る山野草の定め。半年は雪の下、2カ月は芽を出せない寒さ、養分は腐葉土のみ。その環境に耐える選りすぐりものだけが生き残る。どうぞ負けずに連綿と生き続けて下さいと願う。

ロープを辿る登りに難儀しながらも、目の前が急に開ける。進行方向に目指す尖った本峰が見える。ここは偽ピークのようだ。足元が幅の狭い斜めの岩盤、その両側が大きく切れ込む断崖絶壁、お尻がキュッとしまり、ヘッピリ腰になる。

これは小樽で若い時に体験したスタンディングコースターやルスツのフリーフォールの恐怖に近い感覚だ。非現実的でスリルと恐怖が入り混じる。このアドベンチャーな感覚が何故か楽しい。

ヘッピリ腰で狭い斜めの岩盤を抜け本峰に立つ。少々霞んではいるが北に暑寒別の巨大な山塊が広がり、西の眼下に日本海が霞んで観える。素晴らしいロケーションだ。

低山で小振りではあるものの、序盤では山野草で心を癒され、断崖絶壁ではスリルと恐怖におののき、ピークでは素晴らしい景観に感激する。スパイスの利いたピリリと辛いその演出に登山者を感動させてくれる魅力的な黄金山でした。

登山のビギナーである私をチョットだけクライマー気分にさせてくれた「黄金山」に感謝・・・!

<行程>
8:52登山口出発
9:12新旧分岐
10:41黄金山ピーク
12:15登山口着

<トラックログ>
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<黄金山東側からの眺め>車窓より
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<登山口出発>
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<エゾイチゲ?>
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<キバナイカリソウ>
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<新旧登山道分岐>
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<オクエゾサイシン>
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<かすむ黄金山>先は長く険しい
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<ニリンソウ>
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<サンカヨウ?>
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<ミドリニリンソウ?>
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<淡いシラネアオイ>
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<濃いシラネアオイ>
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<オオサクラソウ>
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<右から群別岳、浜益岳>
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<ピークを望む>偽ピークより。尖がり方が素晴らしい。
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<偽ピークを望む>ピークより。左右の断崖絶壁に恐怖を覚える。
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<ピークにて>後方右から奥徳富岳、群別岳
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<偽ピークを望む>ピークより
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<エゾノハクサンイチゲ?>ピークにて
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<偽ピーク>ピークより
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<エゾムラサキツツジ>
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<白のシラネアオイ>
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# by i-kobushi | 2017-05-21 07:55 | 山行記録 | Comments(0)

小樽赤岩✮黄砂で視界不良✮2017.5.7

2017年5月7日(日)、勢力の比較的大きな低気圧が去ったものの、その影響が残り強風と大陸からの黄砂で視界の悪いあいにくのGW最終日です。

今日はこぶし山岳会メンバー20名と共にやや視界不良の小樽赤岩オタモイ線歩道のトレッキングです。
看板には「歩道」と記されているのでユッタリとした海岸線の丘陵地のトレッキングと思っていたのですがいきなりの急勾配の山道でアップダウンを繰り替えす。左眼下に日本海を仰ぎ、赤岩を果敢に攻めるロッククライマーの迫力を肌で感じながら変化に富んだ山道を3時間弱で踏破しました。

足元には白いエゾエンゴサク、ヒメイチゲ、カタクリ、エンレイソウなどを愛でながら楽しいひとときを過ごしました。

<トラックログ>オタモイ唐門8:58~祝津パノラマ展望台11:43
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<入山>オタモイ唐門
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<白のエゾエンゴサク>
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<ヒメイチゲ>
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<エゾエンゴサクの絨毯>
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<黄砂で濁る視界>
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<ロッククライミング>
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<下赤岩山看板>
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# by i-kobushi | 2017-05-07 17:47 | 山行記録 | Comments(0)

良き登山の思い出を・・・


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